2022 年 4 月 18 日
2022年6月からオンラインの女性用グループがスタートします。
自分のペースと気持ちを大切にしながら、アートを通してリフレッシュとセルフケアしませんか?
アートの経験やスキルは一切関係ありません。
素材の感触や色に触れて、ご自宅で、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。
*「女性用アートセラピーグループ」は10年前にNPO法人レジリエンスでスタートした活動です。身近な人から暴力を受けて傷ついた心、その負担を減らすための方法の一つとしてアートの場が開かれていました。2018年より、アップコンセプトが引継ぎ、東京都新宿区の施設の協力を経て活動の運営・実施を行ってきましたが、この2年間は新型コロナウィルスの影響により安定的な活動の継続が困難となっていました。活動継続に向けて「女性のためのオンラインアートグループ」として、形式を対面からオンラインへ、内容をアートセラピーグループからアートグループへと形を変え、新たなスタートを切ります。
【方法】オンラインZoom
【開 催 日】 原則的に毎月第2日曜日 10:30~12:00
2022年6月12日、7月10日、8月14日、9月11日、10月9日、11月13日
【参加対象者】 女性ならどなたでも。アートでリフレッシュやセルフケアをしたい方。
【参 加 費】 1回1500円(Paypayまたは銀行振り込みにてお支払いください)
【お申込方法】 参加を希望される場合は、下記申込フォームまたは、studio@apconcept.jp まで以下をご連絡ください。数日以内に折り返しご連絡をさせていただきます。
①お名前 ②参加希望日(まとめてお申込も可能) ③メールアドレス ④当日連絡のつく電話番号
お申し込みはこちら
【ファシリテーター】*月毎に担当します。
倉石聡子 (米国アートセラピー協会登録アートセラピスト、臨床心理士、公認心理師)
辻 ロビン(米国アートセラピー協会登録アートセラピスト、オレゴン州認定臨床心理士)
【テーマ】
※内容は人数やグループ構成により変更となる場合もあります。
6月12日 「イメージとの出会い」
7月10日 「自分だけのリラックス空間」
8月14日 「わたしの手」
9月11日 「形からの物語作り」
10月19日 「窓を開けたら」
11月13日 「なんの地図?」
【連絡事項】
・参加申込後、お申込者のご都合によるキャンセルには返金ができませんのでご了承ください。
・オンラインの接続環境、アート作業できる環境をご準備の上でご参加ください。基本画材は各自での用意となります。
画用紙(スケッチブック)、クレヨン・色鉛筆・マーカー等色塗りができる画材、ハサミ、のりをご準備ください。
・アート作成中、カメラとマイクはオン/オフご自由にご参加可能です。創作後には、小グループ(3,4名)に分かれて紹介し合う時間を持ちます。無理のない範囲で進めていきますが、この時間はマイクとカメラオンでのご参加をお願いします。
・リフレッシュやセルフケアを目的としてますが、治療、セラピーは目的としていません。個別セラピーは別途でお受けしています。
お申し込みはこちら
チラシPDFはこちら→オンライン女性AT
2022 年 1 月 18 日
援助職の方を対象としたスタディーグループ、2022年度よりオンラインで再スタートします。
言語発達が未熟な子どもたち、言葉にするのが辛い経験をした人たち、思考にとらわれて本来の感情にアクセスするのが難しい人たちなど、言葉のみの働きかけでは十分な援助ができないと感じたことがあるかもしれません。
アート(視覚芸術)を用いたアプローチを取り入れて、安全に相手の心に働きかけるためのヒントや、アートをアセスメントに用いる視点、画材やテーマの特徴やビジュアルアートに関する知識、グループワークの構成の仕方等について、実際のアート演習とレクチャーを元に臨床アートセラピーの考えに触れながら学んでいきます。
このプログラムは、実際に画材に触れたり、描いたり、少人数グループでのアート体験を重視して行ってきました。対面開催からオンラインに変更しても、引き続き演習を取り入れていきますので、各自で画材のご準備をお願い致します。
◾️開催日 2022年4月22日(金)~2022年11月25日(金)
(4/22, 5/27, 6/24, 7/22, 8/26, 9/30, 10/28, 11/25)
◾️開催時間 20:00~22:00
◾️実施方法 オンラインZoom
◾️参加対象者 対人援助に関わる方。心理、福祉、医療、教育等にアートを取り入れたい方
参加費: 全8回 36000円*原則的に全回を通しての参加、一括振り込みを お願いします。開始後、参加者の都合による返金には応じられません。
◾️講師 倉石聡子(くらいしあきこ)
米国アートセラピー協会登録アートセラピスト(ATR)、 公認心理師、臨床心理士。公立学校スクールカウンセラー、 日本女子大学非常勤講師、日本クリエイティブ・アーツセラピー学会理事他。DV支援、トラウマケアを目的としたアートプログラム、子供から成人まで様々な対象者へのアートセラピーセッション、アートセラピーを用いた教育・研修に携わる。アップコンセプト・スタジオ代表。
* このグループは、アートセラピーの理論と実践をベースに進めていきますが、アートセラピーの専門トレーニング、アートセラピストの育成は目的としていません。
お申込みはこちらまで
チラシPDF→ スタディグループ2022
2019 年 9 月 20 日
9月14日に大阪にてミニシンポジウム「子どもの心を育むクリエイティブ・アーツ」が開催されました。
遊びとはなにか、遊べる状態の意義とはなにかを解き明かすレクチャーと、ドラマ、アート、ミュージックそれぞれの特性を感じ学ぶ時間となりました。
講師のみなさま、参加してくださった方々、ありがとうございました。
2019 年 7 月 24 日
ミニシンポジウム「子どもの心を育むクリエイティブ・アーツ~アート、ミュージック、ドラマの可能性を探る~」申込受付を開始します。
言語表現が未熟な子どもは、言葉だけでなくアート表現や身体をとおして多くのことを伝え、学んでいます。五感で感じ、全身で表現したものをありのままに受け入れられる体験は、子ども時代の心の成長には欠かせません。表現そのものの価値を認め、感じ考える力、関わる力、主体的である力などを育むクリエイティブ・アーツセラピーの実践を参考に、子ども支援におけるクリエイティブ・アーツの役割や可能性を参加者とともに考え、具体的なツールを学ぶ場にしたいと考えます。また、1日を通して支援者のネットワーク作りの場になることを願っています。
※この活動は2019年度子どもゆめ基金の助成を受けて行います。
日時:9月14日(土)10:00-17:00(受付開始9:40)
会場:大阪市中央公会堂 大会議室(〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号)
(アクセス: 大阪市営地下鉄 御堂筋線 淀屋橋駅徒歩5分、堺筋線 北浜駅徒歩3分/京阪電鉄 本線 淀屋橋駅徒歩5分、中之島線なにわ橋徒歩1分)
対象者:教育、医療、福祉、心理などの分野で子どもやその家族に携わる方、表現活動を行っている方、地域で活動を行っている方、行政関係者、保護者、学生など
参加費:500円
定員: 80名
申込方法:アップコンセプトのHPの申込フォームにて、または、下記内容をシンポジウム事務局までメール(info@apconcept.jp)にて、お申し込みください。 1.参加者氏名 2.参加人数 3.所属などあれば 4.参加動機
主催:アップコンセプト
後援 日本クリエイティブ・アーツセラピー学会(JCATA)
お問い合わせ : シンポジウム事務局
(info@apconcept.jp)
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プログラム
10:00-12:00 基調講演/ドラマの可能性を探る「子どもの成長と創造性を高めるドラマセラピーの可能性」尾上明代(ドラマセラピスト・立命館大学大学院教授)
13:00-14:30 アートの可能性を探る「遊ぶこと 創ること ―心をはぐくむアート・アズ・セラピーー」栗本美百合(臨床心理士・奈良教育大学特任准教 授)
14:45‐16:15 音楽の可能性を探る「音楽表現にみる成長は子どもの成長そのもの」長江朱夏(米国公認音楽療法士)
16:15‐17:00 交流会 ファシリテーター:倉石聡子(アートセラピスト/臨床心理士)、井口雅子(ドラマセラピスト)
お申し込みはこちら
2018 年 11 月 29 日
2019年度も対人援助に携わる方を対象としたシリーズ全9回を実施します。
言語発達が未熟な子どもたち、言葉にするのが辛い経験をした人たち、思考にとらわれて本来の感情にアクセスするのが難しい人たちなど、言葉のみの働きかけでは十分な援助ができないと感じたことがあるかもしれません。
アートなどの諸芸術を用いたアプローチを取り入れて安全に相手の心に働きかけるためのヒントを、実際の体験を元にアートセラピーの考えに触れながら学んでいきます。テーマを選んでの参加、連続しての参加が可能です。
*この講座は臨床心理士資格取得者の研修機会として「定例型研修会」の承認を受けております。シリーズを通してご参加された方は、第2条第4項のポイントとして2ポイントをご申請いただけます。
対象者:教育、医療、福祉、心理などの臨床領域で対人援助を行っている方、今後対人援助に表現活動を取り入れたい方。
開催日:2019年5月10日(金)~2020年2月14日(金)
(5/10、6/14、7/12、9/13、10/14、11/8、12/13、1/10、2/14)
*原則的に毎月第2金曜日の19:00~21:00。8月はお休み、10月は10月14日(月・祝)のみ10:00~16:00に実施。
会場:アップコンセプト・スタジオ(予定)杉並区下井草4−31−15和光マンション1F
定員:8名
参加費:全回参加 42000円、単発の場合1回4500円(10/14のみ、1回9000円)
*ご予約は全回参加申込みの方を優先とさせていただきます。
講師:倉石聡子(アートセラピスト/臨床心理士)他
テーマ
(1)画材の特徴と心理的な影響
(2)心を開くことをサポートするアート
(3)ウォーミングアップ(導入)アート
(4)支援者の自己認識を高めるアート
(5)グループワークの形が与える影響
(6)クロージング(終結)のアート
(7)体験グループ①「支援者としての理想と現実」
(8)体験グループ②「自分のコアにあるもの」
(9)体験グループ③「支援において、一粒の滴から波及していくこと」
お申し込みはこちら
チラシのPDFはこちら→スタディーグループ2019
2018 年 9 月 27 日
「グループワークの形が与える影響」1日ワークショップ
心に働きかけるアートシリーズの1day ワークショップです。
言語発達が未熟な子どもたち、言葉にするのが辛い経験をした人たち、思考にとらわれて本来の感情にアクセスするのが 難しい人たちなど、言葉のみの働きかけでは十分な援助ができないと感じたことがあるかもしれません。 アートなどの諸芸術を用いたアプローチを取り入れて安全に相手の心に働きかけるためのヒントを、実際の体験を元に アートセラピーの考えに触れながら学んでいきます。
今回のテーマはグループワークです。グループワークにおいて、集団が個人に、個人が集団に与える影響は様々です。 グループワークの進め方によって、表現そのものや参加者の気持ちにどのような影響を与えるのか、個人ワークと共同制作をそれぞれ体験しながら考えます。
対象者:教育、医療、福祉、心理などの臨床領域で対人援助を行っている方、今後対人援助に表現活動を取り入れたい方。
日時:2018年10月8日(月・祝)10:00~16:00
会場:アップコンセプト・スタジオ 杉並区下井草4−31−15和光マンション1F
参加費:9000円(1回参加の場合)
*この講座は臨床心理士資格取得者の研修機会として「単発ワークショップ」の申請予定です。
お申し込みはこちら
心に働きかけるアートシリーズのチラシPDFはこちら→ スタディーグループ2018
2018 年 5 月 22 日
「アート&ドラマセラピーワークショップ
〜自分が担う様々な役割、そのコアにあるもの〜」
働いたり、学んだり、誰かをケアしたり、ケアされたり…..私達は日々様々な役割を担って生きています。アートとドラマを通して、それぞれの役割の意味、役割同士のバランスなどを探索します。自分にとって大切なことや心地のいい在り方が見えてくるかもしれません。
アートセラピー/ドラマセラピーに興味のある方、クリエイティブ・アーツのセラピー的な活用について体験したい方、対人援助者の方のセルフケアの一貫として、お気軽にご参加ください。
*アートやドラマの経験は問いません。
7月28日(土) 13:15-15:45
会場:大阪市内、梅田駅近くのスタジオ
(詳細は申込者に追ってお知らせします)
参加費: 5500円
講師:井口雅子(ドラマセラピスト、チャイルド・ライフ・スペシャリスト)、倉石聡子(アートセラピスト、臨床心理士)
主催:アップコンセプト(www.apconcept.jp)
お申し込みはこちら
2018 年 5 月 17 日
6月1日受付開始します。
ミニシンポジウム「共生のためのクリエイティブ・アーツ~多様性の中を生きる子どもたちとともに~」
己を知り、他者との違いに向き合うことが共に生きる一歩だとしたら、クリエイティブ・アーツは「知る」ことを助け、「違い」で分断されがちな両者をつなぐツールになりえるものです。
多様な価値観が認められつつある今、子どもたちは今まで以上に多様性と向き合い、違いとともに生きる力を求められています。未来を担う子どもたちに大人ができることは何か、クリエイティブ・アーツが担う役割は何なのかを参加者とともに考え、具体的なツールを学ぶ場にしたいと考えます。また、1日を通して支援者のネットワーク作りの場になることを願っています。
日時:7月29日(日)10:00-16:15(受付開始9:40)
プログラム:
10:00-12:00 基調講演&クリエイティブアーツ体験「クリエイティブアーツでとりくむコンフリクト(紛争解決)!共生って何だろう?平和って何だろう?」
奥本京子(大阪女学院大学国際・英語学部教授)、笠井綾(宮崎国際大学国際教養学部講師)
13:00-15:00 現場での活用について知る、体験する
①「Beyond My Own World:わたしの世界を超えていく」スー・リー(AATA登録アートセラピスト)
②「ピースメイキングワークショップ(修復的対話)~平和の種を蒔きましょう~」郭理恵(社会福祉士)
15:15-16:30 全体会 ファシリテーター:井口雅子(ドラマセラピスト)、倉石聡子(アートセラピスト/臨床心理士)
会場:大阪市中央公会堂 大会議室(〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号)
大阪市営地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅徒歩5分、堺筋線北浜駅徒歩3分
京阪電鉄本線 淀屋橋駅徒歩5分、中之島線なにわ橋徒歩1分
対象者:教育、医療、福祉、心理などの分野で子どもやその家族に携わる方、表現活動を行っている方、地域で活動を行っている方、行政関係者、保護者、学生など
参加費:500円
定員 80名
申込方法:アップコンセプトのHPの申込フォームにて、または、下記内容をシンポジウム事務局までメール(info@apconcept.jp)にて、お申し込みください。
1.参加者氏名 2.参加人数 3.所属などあれば 4.参加動機
主催:アップコンセプト(www.apconcept.jp)
後援 日本クリエイティブ・アーツセラピー学会(JCATA)
お問い合わせ : シンポジウム事務局
(info@apconcept.jp)
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2018 年 1 月 22 日
対人援助に携わる方を対象としたシリーズ全9回がスタート致します。
言語発達が未熟な子どもたち、言葉にするのが辛い経験をした人たち、思考にとらわれて本来の感情にアクセスするのが難しい人たちなど、言葉のみの働きかけでは十分な援助ができないと感じたことがあるかもしれません。
アートなどの諸芸術を用いたアプローチを取り入れて安全に相手の心に働きかけるためのヒントを、実際の体験を元にアートセラピーの考えに触れながら学んでいきます。テーマを選んでの参加、連続しての参加が可能です。
*この講座は臨床心理士資格取得者の研修機会として「定例型研修会」の承認を受けております。シリーズを通してご参加された方は、第2条第4項のポイントとして2ポイントをご申請いただけます。
対象者:教育、医療、福祉、心理などの臨床領域で対人援助を行っている方、今後対人援助に表現活動を取り入れたい方。
開催日:2018年5月11日(金)〜2019年2月8日(金)
5/11、6/8、7/13、9/14、10/8、11/9、12/14、1/11、2/8
*原則的に毎月第2金曜日の19:00~21:00。8月はお休み、10月は10月8日(月・祝)のみ10:00~16:00に実施。
会場:アップコンセプト・スタジオ(予定)杉並区下井草4−31−15和光マンション1F
定員:8名
参加費:全回参加 42000円、単発の場合1回4500円(10/8のみ、1回9000円)
*ご予約は全回参加申込みの方を優先とさせていただきます。
講師:倉石聡子(アートセラピスト/臨床心理士)他
テーマ
(1)画材の特徴と心理的な影響 (5/11)
(2)心を開くことをサポートするアート (6/8)
(3)ウォーミングアップ(導入)のアート (7/13)
(4)支援者の自己認識を高めるアート (9/14)
(5)グループワークの形が与える影響 (10/8)
(6)クロージング(終結)のアート (11/9)
(7)体験グループ①「支援者としての理想と現実」 (12/14)
(8)体験グループ②「自分のコアにあるもの」 (1/11)
(9)体験グループ③「支援において、一粒の滴から波及していくこと」 (2/8)
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チラシのPDFはこちら→ スタディーグループ2018
2017 年 5 月 20 日
ミニシンポジウム「家族を支えるクリエイティブ・アーツ 〜困難を抱えた子どもと家族によりそうために〜」のご案内
子ども支援を考えるとき、そこには必ず家族の存在があります。支援者には、家族を含めた視点が必要だと感じます。
クリエイティブ・アーツは、言語表現が未熟な子どもにとって、取り巻く世界を感じ、理解し、表現するための大切な媒体です。
大人にとっては、子どもの思いを知る手がかりです。
この会では、子ども支援の担い手となる参加者とともに、家族を含めて関わるとはどういうことか、その過程でクリエイティブ・アーツという媒体がどのような役割を担うのかを考えます。
参加者同士のネットワークづくりの機会にしたいとも考えます。
◇日時 2017年6月25日(日)10:00〜16:30(受付開始 9:40)
◇会場 東京ウィメンズプラザ1階 視聴覚室
(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67)
◇プログラム
10:00‐12:00 基調講演&ミュージックセラピー体験
「クリエイティブ・アーツが“家族”にできること〜レジリエンス(精神的回復力)の形成にむけて〜」
講師 鈴木琴栄(全米・日本音楽療法学会認定音楽療法士)
13:00‐14:00 レクチャー「地域で家族を支える〜創造的な活動がもたらすこと〜」
講師 天野敬子(不登校・ひきこもり研究所 精神保健福祉士)
14:00‐15:00 レクチャー「アートセラピーの可能性 〜児童養護施設の現場から〜」
講師 井上里美(児童養護施設別府平和園 臨床心理士)
15:15‐16:30 全体会(一日を振り返る対話とアートワーク)
ファシリテーター 井口雅子・倉石聡子(アップコンセプト)
◇対象者 教育、医療、福祉、心理などの分野で子どもや家族に携わる方、表現活動を行っている方、地域で活動を行っている方、行政関係者、保護者、学生など
◇参加費 500円(当日会場にてお支払いいただきます)
◇定員 80名
◇申込方法
下記申込フォームまたは、シンポジウム事務局までメール(info@apconcept.jp)にて下記を記載の上お申し込みください。
1.参加者氏名 2.参加人数 3.所属などあれば 4.参加動機
◇主催 : アップコンセプト(www.apconcept.jp)
◇お問い合わせ : シンポジウム事務局(info@apconcept.jp)
お申し込みはこちら
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プログラム内容詳細
1.基調講演&クリエイティブ・アーツセラピー体験 「クリエイティブ・アーツが「家族」にできること〜レジリエンス(精神的回復力)の形成にむけて〜」10:00-12:00
子どもの貧困、児童虐待、離婚率の増加などを背景に、近年の日本でも様々なバックグラウンドをもつ「家族」の在り方が広がっています。多様な「家族」においても、早期の親子の絆の形成は、子供の発達に欠かせない基盤となります。様々なストレスに耐久し、それらをも跳ね返して生きていく力を「レジリエンス」と呼び、それを育む鍵としてアート媒体を通じた表現やかかわりが注目されています。NYコロンビア大学病院の精神科医とアーティストたちが25年前に始めた、児童虐待防止などを目的とした「予防的」コミュニティープログラムの紹介を通じ、日本におけるコミュニティーづくりにおけるCATの可能性なども踏まえながら、私たちはそこから何を学べるか、共に探っていきたいと思います。
講師:鈴木 琴栄 (すずき ことえ) 全米・日本音楽療法学会認定音楽療法士
2016年1月までモロイ大学音楽学部音楽療法学科講師、コロンビア大学付属病院児童・精神科に在職。ニューヨーク大学大学院音楽療法学科修士課程修了。レズリー大学博士課程在籍中。音楽心理療法やスーパービジョンも行っている。現在、人口4千人、高齢者率約半数を占める高知県土佐町に家族で移住。中山間地における「集落福祉」において、医療・福祉・教育をつなぐコミュニティー音楽療法の可能性を模索中。共著『新しい芸術療法の流れ』、共訳書『音楽中心音楽療法』がある。
2.レクチャー「地域で家族を支える〜創造的な活動がもたらすこと〜」13:00‐14:00
子どもにとって五感を使ったクリエイティブな“遊び”は成長に欠かすことができません。自発的に主体的に遊ぶことによって、子どもたちはさまざまな学びを得るのです。不登校の子どもたちにとって、家から一歩出て安心していられる居場所を地域の中に見つけることは回復への大きな一歩です。アートを使ったワークショップを毎月開催しています。そこでは上手下手を問われずに自分の作品をつくりあげます。「子ども食堂」の活動が全国に広がっています。食事は人間に必須の大事な営みです。ただ、空腹を満たすだけでなく、そこに人と人との交流があってこそ、豊かな時間となるのです。そして、料理もまた創造的な活動なのです。
講師: 天野 敬子(あまの けいこ)
不登校・ひきこもり研究所代表、精神保健福祉士、社会福祉学修士、ダンスセラピスト。昭和56年3月神戸大学教育学部卒業。平成18年3月大正大学大学院人間学科社会福祉専攻修士課程修了。平成20年よりスクールソーシャルワーカーとして活動。居場所づくりをテーマに地域活動に専心している。NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク事務局長。
3.レクチャー「アートセラピーの可能性 〜児童養護施設の現場から〜」14:00−15:00
児童養護施設は、児童福祉法に定められた児童福祉施設です。そこには、様々な背景を持った子どもたちが親から離れて暮らしており、多くの子どもたちは被虐待児です。中には、表面的には明るく元気いっぱいだけれども、実は心に深い傷を抱えたまま過剰適応という方法で生き抜いている子どもたちも少なくないです。そのような子どもたちに、どのようにアートセラピーを行ってきたか、非常勤で2年、常勤では10年、計12年間働いてきた経験をもとに、事例を通して子どもたちを理解し、アートセラピーを行う上での課題と利点を織り交ぜながら、今後のアートセラピーの可能性を探っていきたいと思います。
講師:井上 里美(いのうえ さとみ)児童養護施設別府平和園 臨床心理士
大分県出身。英語教師になる為にアメリカ留学。しかし、大学でアートのクラスを受けるうちに、アートセラピーに興味を持ち、そのままアメリカの大学院にてアートセラピーを専攻。少年鑑別所などでインターンをし、2004年9月に卒業。帰国後は大分県の児童養護施設別府平和園で個人のアートセラピーを子どもたちに2年間行い、同施設で常勤心理士となる。その後、臨床心理士資格を取得し、アートセラピーのみでなく心理職全般を行っている。
4.全体会(一日を振り返る対話とアートワーク)15:15−16:30
1日を通して、感じたこと、受け取ったことを全員で振り返る時間です。今日の体験から生まれてきた言葉を元に、参加者同士で対話をしたり、色や形に表したりしていきます。後半、小グループに分かれ、家族の形をイメージしながら、体で感じたり、動いたりしていきます。
ファシリテーター
井口 雅子 (いぐち まさこ)アップコンセプト、ドラマセラピスト、チャイルドライフスペシャリスト
倉石 聡子(くらいし あきこ)アップコンセプト、アートセラピスト、臨床心理士