シンポジウム クリエイティブ・アーツ・セラピーと子ども支援
-表現活動が持つ可能性とは?創造性を生きる力につなげるために-
人間は誰しも、表現への欲求とそれから学ぶ力を持って生まれてきます。特に言語表現が未熟な子ども時代は、五感を通して世界を探索し、からだ全体で表現する時期です。この時期の経験は、やがて生きる力をはぐくむ大切な土壌となります。
クリエイティブ・アーツ・セラピーはアート、ダンス/ムーブメント、ドラマ、ミュージックといったアーツ(諸芸術)を意図的に用いる心理療法です。セラピストは、子ども達が表現を通して自ら成長していく過程を見守ります。
このシンポジウムでは、子どもの支援において「アーツ」がどのような役割を担うのか、その可能性をみなさんと考えたいと思います。
※このシンポジウムは東京インターナショナルラーニングコミュニティからの寄付金にて運営しています。
日時 2010年6月26日(土)10:00~16:15
会場 がんばれ!子供村 全館(東京都豊島区雑司が谷3-12-9)
参加費 無料
定員 70名(先着順)
チラシのダウンロードはコチラから
◆申込方法
ページ下のお申し込みフォームより、または下記内容を記載の上、シンポジウム事務局までお申し込みください。
1.代表者氏名 2.参加人数 3.所属などあれば 4.参加動機
メール info@apconcept.jp FAX 03(5356)8458
◆申込開始 平成22年4月15日
◆参加対象者
・「子どもの発達や成長の支援について学びたい」「子どもの集団生活や学校生活に課題を感じている」保護者の方
・子どもの支援に関わる専門家の方
・特別支援や教育相談に関わる教育関係の方
・子どもの療育、相談業務に関わる方
・表現を取り入れた支援に興味をお持ちの方
・地域で活動をされている諸団体の方
・教育、福祉、医療、心理系の学生 など
◆プログラム紹介
1.講義「クリエイティブ・アーツ・セラピーとは」
2.基調講演「表現のもたらす癒やしの世界ー心の相談室から見えるものー」 講師:高良 聖(たからきよし) 明治大学文学部心理社会学科教授・博士(医学)/臨床心理士
3.分科会
①「トレーニングを超えた、関わりの中で育まれる人間力ー教育相談におけるアートとドラマのグループからー」
②「『聴く』という体験がもらたすもの -特別支援に生かすミュージックセラピーー」
③「不登校支援の現場からーこころとからだの有り様ー」
④「子どもの世界に寄り添うコツードラマにおける役割体験をとおしてー」
⑤「クリエイティブ・ミュージックセラピーー特別支援学校におけるグループの実践―」
⑥「アーツを通して子どもを知る、子どもと語る―ファミリーアートセラピーの視点からー」
◆スケジュール
10:00-10:30 講義「クリエイティブ・アーツ・セラピーとは」 (4階研修室)
10:30-12:00 基調講演「表現のもたらす癒やしの世界ー心の相談室から見えるものー」 (4階研修室)
講師 高良 聖氏(明治大学文学部社会心理学科教授)
13:30-14:15
分科会① (4F研修室)
「トレーニングを超えた、関わりの中で育まれる人間力
―教育相談におけるアートとドラマのグループ活動からー」
分科会② (3Fプレイルーム)
「特別支援に生かすミュージックセラピー」
14:30-15:15
分科会③ (4F研修室)
「不登校・ひきこもり支援とムーブメント」
分科会④ (3Fプレイルーム)
「子どもの世界に寄り添うコツ
ー子どもの語るストーリーから聴こえてくることー」
15:30-16:15
分科会⑤ (4F研修室)
「ミュージックセラピーの現場から
ー特別支援学校における実践―」
分科会⑥ (3Fプレイルーム)
「アーツを通して子どもを知る、子どもと語る
―ファミリーアートセラピーの視点からー」
◆主催 N-CAT/APCONCEPT
◆共催 日本ドラマセラピー研究所
◆後援 豊島区教育委員会
33月28日(日)、当日はあいにく曇天で寒い一日となりました。
どんよりとした天気を吹き飛ばすように登場したのが、ゲストのオーハシヨースケ さん。海外で数々の公演を行っている「身体詩」のオーハシさん、全身、表情、声、彼自身の全てを使ったパワフルな演技に参加者一同が魅せられました。場内の温度が上昇し、熱気を帯びていきます。
この日のテーマ、イスにまつわるストーリーテリングでは、参加者がオーハシさんの語りに導かれて、ファンタジーの世界へ飛び込んでいきます。イメージやアートを用いながら、参加者一人一人の中にあるイスのイメージや登場人物と出会うたび。心と体をほぐし、「気」を感じたあとは、ぐっと想像力も高まります。最後は、1冊のオリジナル絵本が完成。
ゆっくりとお茶をすすりながら、雲の向こうのお月さまに思いをよせた後は、筆者あとがきを作成してこの時間を一人一人振り返りました。
つづきを読む »
3月20日(土)茨城県赤塚ミオスにてアートセラピーのグループをおこないました。
DV当事者とその家族を支援するNPOらいずスタッフの皆さん、ネットワークの方々、医療大学の学生さん達が参加しました。
現在は当事者家族を支援する立場にある方も、創作のプロセスとシェアリングの時間を通して自分自身の気持ちを振り返ることができたようでした。また、セルフケアの大切さも実感することができました。
アートや表現を用いたセルフケアの活動が、地域の中で根付き、育てられていくことを楽しみにしています。
色 言葉 音の旅「今」を自由に紡ぐ表現ワークショップ
とき:2010年5月2日(日)~5月3日(月)
ところ:福岡県福津市津屋崎
定員:10名
参加費:20,000円(宿泊費、食費別途)
主催:Tokyo-Tsuyazaki Dialogue
協力:NPO法人地域交流センター
チラシは・・http://dialogue.mai-ou.la/commons/docs/event01.pdf
–ことのはじまり————–
昨年の秋、津屋崎という土地で東京から来た三人の女性と出会いました。麻衣さんという絵を描く女性と、音楽を通して人と対話をする美佳さん。雅子さんという劇を通して人が持つ創造性を導く女性。三人が暮らす東京と私が暮らす津屋崎との間でダイアローグが始まりました。四人は色、言葉、音でありのままの気持ちを伝え合い、この場を新しく出会う人たちと共有したいという思いを募らせます。その思いが形として浮かび上がったのがこのワークショップです。津屋崎で、あなたがその時感じることを自由に表現し、そこで生み出される「何か」に触れることができる場を一緒に作りたいと思います。 都郷なび
–案内人——————–
●大浦麻衣 画家。柔らかく温かい色彩感覚を持った作品を発表。●津田美佳 表現音楽療法士●井口雅子 ドラマセラピスト●都郷なび 福岡県津屋崎、NPO法人地域交流センター
–プログラム———————
1日目*13:00 ダイアローグ15:00 色のワーク「色探し・色つなぎ」16:00 言葉のワーク「色を言葉に、物語に」17:30 音のワーク「色、物語を音へ」19:30 earth night
2日目*10:00 色、言葉、音のワーク「マーブル」13:00頃 終了予定
–申し込み・問い合わせ——————-
NPO法人地域交流センター津屋崎ブランチTEL:0940(52)5760
MAIL:info1052@1000gen.com
参加申し込みは(1)氏名(ふりがな)(2)年齢(3)住所(4)電話番号(5)メールアドレスをご記入の上、メールにてお申し込み下さい。宿泊場所や交通案内などの詳細はお問い合わせ、お申し込みいただいた方にお知らせします。
※HPにて4人のダイアローグ「Tokyo-Tsuyazaki Dialogue」を公開しています。
http://dialogue.mai-ou.la/