対人援助職の方を対象としたスタディーグループを今年度もオンラインで実施します。
言語発達が未熟な子どもたち、言葉にするのが辛い経験をした人たち、思考にとらわれて本来の感情にアクセスするのが難しい人たちなど、言葉のみの働きかけでは十分な援助ができないと感じたことがあるかもしれません。
アート(視覚芸術)を用いたアプローチを取り入れて、安全に相手の心に働きかけるためのヒントや、アートをアセスメントに用いる視点、画材やテーマの特徴やビジュアルアートに関する知識、グループワークの構成の仕方等について、実際のアート演習とレクチャーを元に臨床アートセラピーの考えに触れながら学んでいきます。
このプログラムは、実際に画材に触れたり、描いたり、少人数グループでのアート体験を重視して行ってきました。対面開催からオンラインに変更して実施しておりますが、引き続き演習を取り入れていきますので、各自で画材のご準備をお願い致します。
◾️開催日
(4/21, 5/26, 6/30, 7/28, 8/25, 9/29, 10/27, 11/24)
◾️開催時間 20:00~22:00
◾️実施方法 オンラインZoom
◾️参加対象者 対人援助に関わる方。心理、福祉、医療、教育等にアートを取り入れたい方
■参加費: 全8回 36000円
*原則的に全回を通しての参加、一括振り込みを お願いします。開始後、参加者の都合による返金には応じられません。欠席時にはレクチャー部分のアーカイブ視聴が可能です。
◾️講師 倉石聡子(くらいしあきこ)
米国アートセラピー協会登録アートセラピスト(ATR)、 公認心理師、臨床心理士。公立学校スクールカウンセラー、 日本女子大学非常勤講師、日本クリエイティブ・アーツセラピー学会理事他。DV支援、トラウマケアを目的としたアートプログラム、子供から成人まで様々な対象者へのアートセラピーセッション、アートセラピーを用いた教育・研修に携わる。アップコンセプト・スタジオ代表。
* このグループは、アートセラピーの理論と実践をベースに進めていきますが、アートセラピーの専門トレーニング、アートセラピストの育成は目的としていません。
PDFチラシはこちらから→心に働きかけるアート 対人援助者のためのスタディーグループ-2