今年度もベーシックシリーズ全8回を4月よりオンラインにて開催します。
言葉にするのがつらい思いを抱えたとき、思考にとらわれて気持ちにアクセスするのが難しいとき、言語発達が未熟な子どもたち。言葉のみの働きかけでは、十分に援助ができないと感じることがあるかもしれません。アート(視覚芸術)を用いたアプローチを取り入れて、相手の心に安全に働きかけるためのヒントや、アートをアセスメントに用いる視点、画材やテーマの特徴などのビジュアルアートに関する知識、グループワークの構成の仕方等、実際の演習とレクチャーから臨床アートセラピーの考えに触れながら学んでいきます。
*このプログラムは臨床的なアートセラピーの理論と実践に基づいていますが、アートセラピストの育成、アートセラピーの専門トレーニングは目的としていません。
テーマ:①画材の特徴と心理的な影響
②心を開くことをサポートするアート
③ウォーミングアップのアート
④支援者の自己認識を高めるアート
⑤グループワーク1
⑥グループワーク2
⑦クロージングのアート
⑧アートプランニングとまとめ
開催日:2026年4月24日(金) ~2026年11月27日(金)月1回金曜日
全8回 (4/24, 5/29, 6/26, 7/31, 8/28, 9/25, 10/30, 11/27)
開催時間: 20:00〜22:00
実施方法: オンラインZoom
参加対象: 臨床心理士、公認心理師他、対人援助に関わる方。心理、福祉、医療、教育等にアートを取り入れたい方
参加費 : 全8回 40000円 (早割価格36000円*2025/12/31まで)
*原則的に全回を通して参加をお願いします。欠席回につきましては、レクチャー部分のみアーカイブ視聴可能です。
講師:倉石聡子(くらいしあきこ)
米国アートセラピー協会登録アートセラピスト(ATR)、公認心理師、臨床心理士。アップコンセプト・スタジオ代表。公立学校スクールカウンセラー、日本女子大学非常勤講師他。学校臨床、発達・不登校等の支援、DV,トラウマ,グリーフ他、困難を抱えた方々とのアートセラピー/箱庭療法、アートを用いた教育・研修、研究等に携わる。
