震災後の心のケア心のケアは被災者支援のあらゆる場面で必要となっていくキーワードです。特に言語表現が未熟な子どもたちの心のケアには配慮が必要です。子どもたちは、からだを介し、音を介し、遊びを介し、作り描くものを介し、自分を表現しながら体験を昇華していきます。
このフォーラムでは子どもたちへの心のケアにフォーカスし、言葉の代わりとなるアーツの活かし方を学びます。現地で始まったアートプロジェクトに関するレポートや、これから必要となる子どもへのケアを共有したり、実際に子どもたちと関わる場面で活用できる表現ワークを体験します。
■現地からのレポート
「東日本大震災、アートプロジェクトの今」柴崎嘉寿隆(NPO法人子ども未来研究所所長)
「これから子ども達に必要なこと、喪失体験からの回復」入江杏(絵本作家、ミシュカの森主宰)
■表現を用いたワーク
荒川香代子(ダンスセラピスト、ボディ・マインド・ヘルスセンター代表)
灘田篤子(ミュージックセラピスト、グリーフカウンセラー)
倉石聡子(アートセラピスト/臨床心理士、東京都スクールカウンセラー)
井口雅子(ドラマセラピスト、練馬区立総合教育センター心理相談員)
■全体ワークショップ
「集い、語るちから -プレイバック・シアターの手法からー」中家八千代(NPO法人プレイバック・シアターらしんばん 副理事長)
日時:5月28日(土) 10:00~16:00
会場:がんばれ!子供村ビル全館 (東京都豊島区雑司が谷3-12-9) http://www.kodomomura.com
参加費:無料定員:80名(先着順)申込開始:平成23年4月25日
参加対象者: 被災者の支援に携わっている方、これから携わりたい方、子どもの支援に関わる専門家、表現活動を行っている方、教育関係者、福祉関係者、行政関係者、医療従事者、地域で活動する諸団体、保護者、学生、その他どなたでも
申込方法:下記内容を記載の上、事務局までお申し込みください。
1.代表者氏名 2.参加人数 3.所属などあれば 4.参加動機 メール info@apconcept.jp FAX 03(5356)8458
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大人のための表現アクティビティ―グループpresents Movie Night第一弾開催決定!
第一回目にピックアップする作品は「ラ―スとその彼女」。アカデミー賞®脚本賞やゴールデングローブ賞ノミネートをはじめ、数々の賞に輝いた話題作です。
心優しい青年・ラースは、ある日インターネットで購入したリアルドール“ビアンカ”を、恋人として周囲に紹介し…。
心に残るシーン、物語の結末、登場人物の気持ち、「あの時、○○だったら」…映画の余韻に浸った後は、言葉にならない思いや湧いてくる感情にしばし目を向けてみましょう。映画鑑賞のあと、作品について、感じたことについて、ゆっくりと振り返ります。
日時:4月23日(土)17:30〜20:30
場所:がんばれ子供村ビル4F研修室
東京都豊島区雑司が谷3-12-9
JR/東京メトロ/西武池袋線/東武東上線 池袋駅徒歩10分
東京メトロ 雑司ヶ谷駅/都営荒川線 鬼子母神前駅徒歩7分
参加費:2000円(軽食付)
お申し込み方法:下記申込ボタンから、申込フォームに記載の上、お申し込みください。
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今年度の大人のための表現アクティビティグループは第4土曜日に開催を予定しています。
言葉だけでは表しきれない思い、まだ聴こえない自分の声、知らずにたまっていくストレス・・・
このプログラムでは、アートや音楽、ムーブメント、ドラマといった様々な表現を用いて、自分と対話するプロセスを大切にしていきます。
経験や知識などは一切必要ありません。「うまい」「へた」といった価値観にとらわれず、自分の創造性に身を任せ、気持ちが解放される、五感が刺激される、表現を通して自己を見つめる、などの体験を味わってみてください。
例えばこんな方におすすめです。
○ストレスを発散したい
○自分をもっと知りたい
○人との関わり方を見直したい
○表現することを楽しみたい
○表現を使ったセラピーを体験してみたい
○仕事に生かしたい
満月の会 其の四 〜声×CAT(クリエイティブ・アーツ・セラピー)〜
日時:5月15日(日)17:30〜20:00
場所:清澄庭園涼亭
参加費:3500円
ゲスト:北谷和子(シャンソンシンガー/心理カウンセラー)
2009年11月よりスタートした「満月の会」は、音楽、アート、演劇、ボディーワークなど、様々なジャンルで活躍する芸術家をゲストに迎えてお届けします。月夜の下、ゲストと参加者が一体となり、表現の持つパワーや癒しを分かち合うスペシャルナイトです。
今回はシャンソンシンガーでもある北谷さんをお迎えします。月夜に集い、声の力に触れながら、この困難な時への願いを分かち合える時間にできればと思っております。ゲストのパフォーマンスの後は、お月見&お茶タイム、ミニワークの時間を持ちます。
*満月の会〜その壱〜の様子はこちらから、〜その弐〜の様子はこちらからご覧ください。
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東日本大震災により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。
地震から早くも1カ月が経ちました。
復興に向けたニュースに勇気づけられるとともに、未だ収まらない余震や原発、
被災地の方々に一刻も早く心の平穏が訪れることを願わずにはいられません。
こころのケアはこれから長期的に考えていかねばならない大きなテーマです。
APCONCEPTとしても、アート/アーツが今、できることは何か、
ひとつひとつ自分たちにできることから、始めていきたいと考えています。
5月28日(日)に、「震災後の心のケアを語ろう〝今、アーツが子どもたちにできること”」と題し、支援者やこれから支援に携わろうとしている方々などを対象に、緊急フォーラムの開催が決定いたしました。
詳細は近日中にHP上でお知らせいたします。
その他、心のケアにまつわる情報が得られるホームページをいくつかご紹介いたします。
国立精神・神経医療研究センター http://www.ncnp.go.jp/mental_info/index.html
日本トラウマティック・ストレス学会 http://jstss.blogspot.com/
兵庫県こころのケアセンター http://www.j-hits.org/psychological/index.html
日本心理学会 http://www.psych.or.jp/jishinjoho/index.html
心の相談緊急電話開設(日本臨床心理士会) http://www.jsccp.jp/info/infonews/detail?no=93
ジャーナリストの惨事ストレスに関するHP(報道人ストレス研究会) http://www.human.tsukuba.ac.jp/~ymatsui/index.html
ジャムズネット東京 http://jamsnettokyo.web.fc2.com/
避難所でのあそびマニュアル(NPO法人東京学芸大学こども未来研究所)http://www.u-gakugei.ac.jp/~ohkawara/
子どもの心のケアについて http://for-supporters.net/