2023 年 10 月 13 日
2023 年 10 月 1 日
2023年9月30日、日本心理臨床学会第42回大会において、「アートセラピー②:心理療法として、その実践について考える」というテーマで、昨年に引き続きアートセラピスト仲間4名で自主シンポジウムを行いました。オンラインで70名を超える多くの方にご参加いただきました。
心理療法としてのアートセラピーでは、様々な観点からアセスメントを行い、クライエントの状況やニーズに沿ってアートや言語的な介入を行なっていきます。時には事前にプランを立て、時にはその場でより直感的に、アセスメントと画材・テーマの選択は行われますが、4人のアートセラピストのそれぞれの視点や考え方からアートセラピーの核となる部分に触れられたことは、私にとっても大変貴重な時間となりました。
2023 年 3 月 20 日
2023 年 1 月 27 日
今週末から始まるWorld Art Therapy Conferenceに参加します。
2023年2月11日、Day 5:Art Therapy for Well Beingのセクションにて、日本から、スー・リーさん、藤澤玲子さん、倉石の3名が”LOST AND SEEKING: REVERSE CULTURE SHOCK OF ART THERAPISTS’ CHALLENGES IN JAPAN”のタイトルで発表します。各国のアートセラピー活動に触れられるまたとない機会になりそうです。
本イベントはオンラインにて、期間中は無料視聴が可能です。
2021 年 12 月 20 日
毎月の活動予定や活動の様子について、メルマガ配信は休止とし、今後はSNSにて最新情報を発信していきます。
Twitter https://www.twitter.com/ap_arttherapy スタジオの予定、活動状況などについてツイートしています。
Instagram https://www.instagram.com/apconcept_studio/ スタジオの予定、活動状況などについてアップしています。
Facebook https://facebook.com/アップコンセプト-apconcept-768113093284414/ スタジオの予定、活動状況などについてアップしています。
Twitter(代表:倉石) https://www.twitter.com/akiko_kuraishi アートセラピー 、アートやケアについてツイートしています。
note(代表:倉石)https://note.com/apconcept_studio アートセラピー、アートとケア の応用、歴史等、アートセラピー に関する記事を不定期で掲載しています。
ご質問などございましたら、ダイレクトメッセージ又はinfo@apconcept.jpまでお問い合わせください。
2020 年 5 月 8 日
新型コロナウィルス自粛に際し、自宅で子供とできるアートワークをSNSにご紹介しました。
【おうちでアート2〜ティッシュペーパー遊びと紙粘土作り〜】
少し前に店頭から姿を消してしまったトイレットペーパー、今は普通に購入できるようになってきました。
実は、トイレペーパーを使った遊びとアートは、子供たちのストレス発散に役立つのです。
はじめに
・「紙は無駄にしない」と日頃からご家庭でお話されていることと思いますので、「今日だけ」「1ロールだけ」のお約束をしっかりした上で行います。
・細かいゴミがでますので、掃除しやすい部屋で行うことをおすすめします。
材料: トイレペーパー1ロール、水、洗濯のり適量、バケツや桶
①トイレットペーパーをロールから引き出して、切ったり、飛ばしたり、親子や兄弟で体に巻き合ったり、身体を使いながらトイレットペーパーで遊びましょう。
②ひとしきり遊んでロールがなくなったら、ティッシュを集めて、今度はなるべく細かくちぎっていきます。
ひたすら細かくちぎっていくうちに、子どものテンションも落ち着いていきます。
③桶などに集めたペーパーはほわほわして気持ちがいいです。
ここからは「実験してみよう」と子どもを浴室に誘って、桶にひたひたの水を加えてみます。
練ったり、握ったり、触感を楽しみましょう。
④ティッシュペーパーを軽く絞って水気を切ります。
⑤洗濯のりを加えて、練っていきます。
スライムのような感触で、感覚遊びが好きなお子さんにおすすめです。
⑥柔らかすぎず、固すぎず、お好きな固さになったら、紙粘土のように造形にチャレンジしてみましょう。
(通常の紙粘土より、形作るのが難しいかもしれません。小麦粉など加えるとより滑らかな感触になります。)
⑦お好みで絵具を加えても良いでしょう。
⑧完成。翌日には少しカサカサした紙特有の質感で固まります。
お絵描きや折り紙などの静かに行う創作が苦手なお子さんには、こういった感覚遊びや実験の要素があるアートワークがオススメです。
2020 年 4 月 23 日
新型コロナウィルス自粛に際し、自宅で子供とできるアートワークをSNSにご紹介しました。
【おうちでアート〜毛糸の手鞠〜】
①新聞紙やアルミホイルを丸めます。
②好きな毛糸を何色かぐるぐる巻いていきます。
巻き方は自由で大丈夫です。
(お子さんと行う場合は、あらかじめ適当な長さで切っておくと巻きやすいですよ)
③毛先はボンドで止めたり、ワンポイントでカラフルなマスキングテープで止めるとほどけにくいです。
④完成!お手玉にしたり、空ペットボトルでボーリング、ダンボールで的を作って的当てなど、遊びにも使えてお勧めです。
2020 年 4 月 6 日
子どもゆめ基金より助成を受けて開催している小学生向けの講座、昨年度は5回実施されました。
当初は6回の開催予定でしたが、新型コロナウィルスの影響を鑑みて3月の開催は中止となりました。
毎月キャンセル待ちが出る状況で、参加希望のみなさんにはご迷惑をおかけ致しました。
各回毎に一つの絵本を取り上げて、読み聞かせを行った後に、話し合いをしながら絵本の世界についてイメージを深めていきます。
その後、各々が思い浮かんだ風景や自分の世界を創作していきます。
完成したアートを部屋に飾ったり、他の子どもの作品と共に配置して、みんなで眺めたり感想を言い合う時間を持ちました。
はじめは緊張した面持ちで参加した子どもたちも、帰る頃にはすっかり打ち解けて、達成感の笑顔が見られるのはスタッフにとっても喜びです。
本講座は2020年度も開催が決定しました。
緊急事態宣言の状況もあり、開催時期を遅らせて秋から毎月開催を予定しています。
詳細は決まり次第、メールマガジン、HPやFBにてお知らせ致します。
2019 年 9 月 20 日
9月14日に大阪にてミニシンポジウム「子どもの心を育むクリエイティブ・アーツ」が開催されました。
遊びとはなにか、遊べる状態の意義とはなにかを解き明かすレクチャーと、ドラマ、アート、ミュージックそれぞれの特性を感じ学ぶ時間となりました。
講師のみなさま、参加してくださった方々、ありがとうございました。
2019 年 9 月 8 日
子育て応援とうきょう会議が運営している「とうきょう子育てスイッチ」というサイトで、当団体の活動が紹介されました。
取材が入ったのは、毎年子どもゆめ基金より助成を受けて、杉並区内の施設で実施しているアトリエ講座です。
*子育て応援とうきょう会議は、学識経験者、様々な分野の団体、行政が参画する団体です。
参加者のお母さんがレポーターとして撮影も行ってくださるので、参加者の子どもたちもスタッフも、のびのびといつも通りアートを楽しむことができました。
記事はこちらからご覧頂けます。
レポーターの方、編集の皆さま、素敵な記事をありがとうございました。
2019 年 6 月 8 日
昨年秋に倉石がグリーフサポートとアートの力をテーマに行った講演の記録が、1冊の本になりました。
他3名の講師の方々のお話と合わせてぜひ一度目を通してみてください。
グリーフサポートせたがやさんのHPより購入可能です。
<内容>
第1回 あいまいな喪失とトラウマからの回復
石井 千賀子さん
第2回 子どものグリーフと遊びのちから
小嶋 リベカさん
第3回 グリーフサポートとアートのちから
倉石 聡子さん
特別収録
グリーフを社会全体で支えるために大切なこと
~イギリスで見えた情景より~
尾角 光美さん
2018 年 11 月 21 日
これまでも、都内の様々な活動でご一緒する機会のあったグリーフさぽーとせたがやにて、アップコンセプトの倉石が講師としてお話をする機会をいただきました。
当日は、グリーフサポートに関わる方々を中心にき、東北や九州からはるばる駆けつけてくださった参加者もおられました。
アートの持つ特性、癒しとのつながり、歴史的背景、実際の現場の様子などの話に加え、短いアートワークの時間を持つこともできました。
ご参加くださった方々、スタッフとしてきめ細やかにお手伝いくださった方々、ありがとうございました。
写真は、グリーフサポートせたがやのFBより。
2018 年 3 月 31 日
えほんの世界 表現ワークショップは、子ども夢基金の助成を受けて、2017年10月より毎月1回土曜日に、井草地域区民センターにて開催されました。
毎月定員を上回る多くのお申し込みがあり、希望者全員をお受けできないことが残念でした。
慣れない場所やスタッフに緊張する子、画材を前にして何をすればいいのか悩んでしまう子、絵や工作に苦手意識がある子、今回も色んな子どもたちが参加してくれました。
どの子どもたちも、それぞれのペースで絵本や画材を手掛かりに自分なりのアイディアを表現していたように思います。
「うまく」「きちんと」にとらわれず、安心してやってみたいことをやってみる、そんな時間になったのではないでしょうか。
2018年も引き続き、活動が継続できるように助成金を申請中です。採択結果がでるまでもうしばらくお待ちください。
2018 年 1 月 19 日
韓国から、アートセラピーの教授と生徒さんが視察と研修のため来日されました。アップコンセプトの倉石が「家族のためのアートセラピー」のテーマで研修を行いました。
午前中、日本のアートセラピーの現状と子どもと家族の事例についてレクチャーしました。韓国では国のバックアップによりアートセラピーのトレーニングや資格整備が進み、病院や学校などで先進的に活用されているとのこと、日本よりも遥かに発展していることに感銘を受けました。
午後は個人とグループのアートワークを体験して頂きました。
アートを介するからこそ、言葉を超えたつながり、非言語によるコミュニケーション、身を持って体験できたように思います。またお目にかかれる日を楽しみに。
2017 年 6 月 28 日
6月25日、ミニシンポジウム「家族を支えるクリエイティブ・アーツ~困難を抱えた子どもと家族によりそうために~」が開催されました。
午前は、鈴木琴栄さんより、コロンビア大学での「CARING(Chiildren at Risk: Intervention for a New Generation)」の取り組みの紹介と、CARINGにおいて親が学ぶスキルをロールプレイを通して学ぶ時間を持ちました。CARINGは、愛着形成の重要性に着目した早期介入による親子のサポートプログラムで、より安定的な愛着形成を促進するための心理教育的なモデルであるということでした。子どもの創造・表現遊びを受け止めながら親子の絆形成や共有体験を育んでいくのかという視点は、CATの理念そのもので、大切な基本を再確認できる時間でした。
午後は、ふたつの取り組みの紹介がありました。
天野敬子さんからは、豊島区における不登校支援や子ども食堂での取り組みなどについて紹介がありました。日本における貧困や不登校の現状の紹介があり、子どもや家族が暮らす、地域に根差した取り組みの重要性や必要性を強く感じるレクチャーでした。五感を使って遊ぶプレイパークの活動や、あそべるようになることが回復や変化につながるということでアートの力を活用しているという不登校支援の活動はもちろんのこと、子ども食堂を企画し運営していくこと自体が創造的な活動であり、それにかかわる大人たちがその中で生き生きとしていくというお話はとくに印象的で、支援するものされるものという境目のないこうした取り組みが、個々のサポートであるとともに、地域の癒しにもつながっていくようにも感じました。
井上里美さんからは、養護施設での心理/アートセラピー臨床の事例紹介がありました。個別アートセラピーとグループアートセラピーの事例紹介ともに、アートの中で思いを表現していく子どもの様子がよくわかり、とても貴重な学びの機会になりました。素材選択の大切さや枠組み作りの重要性、子どもへの説明の方法なども具体的にご紹介くださり、臨床において留意すべきことの学びにもなりました。また、心理士一人の職場で、他の職員の理解を仰ぎ、協力を求めていく際の課題や実際に工夫していることの紹介もあり、参考になることが満載のレクチャーでした。
最後の全体会では、一日を振り返るときに心に浮かぶ言葉を書き留め、紹介しあい、交換していくというアクティビティや、手元にある言葉や交換のプロセスから、一つのシンボルをコースターに描くというワーク、小グループで各コースターを家族の一員としてイメージしながら様々に配置したり、体を使って表現してみるといったことをしました。短い時間でしたが、言葉やイメージ、体などのクリエイティブアーツの媒体を取り入れながら、改めて「家族」という今回のテーマに立ちもどり、考察する時間が持てたように思います。
2017 年 2 月 18 日
オンラインカウンセリングの提供や、カウンセラーによるコラムなどを掲載しているcotree(コトリー)さんより取材を受けました。
アートセラピーについて、とても丁寧にインタビューしてくださいました。
専門家インタビューベージ→https://cotree.jp/columns/950
3歳から小学生の子どもとご家族のための「コドモと楽しむモノ作りワークショップ”ファミリーフラッグ作り”」、乳幼児親子のため「えほんの時間」を開催致しました。
スタジオでは、絵本や創作などを介して、親子の豊かなコミュニケーションを支えるお手伝いしたいという願いのもと、この活動を行なっています。
ここでは、「うまく創る」とか「ちゃんと座って聞く」ということは目的ではありません。「その子どもらしい、家族らしい表現の仕方に寄り添うこと」「大人も子どもも寛ぎながら共に過ごす時間」を大切にしていきたいと思います。
また来月のご参加をお待ちしております。
〈次回のプログラム〉
☆コドモと楽しむモノ作りワークショップ
3/11(土)①13:00〜14:30 ②15:00〜16:30
講師:早川正浩(サニーアワーズ)
この日は「ランプシェード作り」を行います。
枕元に置いてほっと安心できるようなシェードを和紙やアクリル板で作っていきます。
☆えほんの時間
3/15(水) 10:00〜11:00
読み聞かせスタッフ:原由利子、村井美和
今月の絵本のテーマは「春の訪れ」です。読み聞かせと絵本の紹介を行なった後、風船を使った創作と遊びを行います。
2016 年 12 月 20 日
2016年12月より「コドモと楽しむモノづくりワークショップ」がスタートしました。
地域で子育て中の方々にも手軽に参加頂けるよう、杉並区子育て応援券事業として認可されています。応援券のページはこちら。
初回となる12月17日は、子ども時代に誰もが憧れたことのある「お菓子の家」を作りました。
初めの土台づくりから、屋根や煙突、デコレーション・・
アイディアを出し合いながら、親子で協力して作業していきました。
途中、手元のお菓子をパクリ。賑やかで笑いの絶えないひと時となりました。
このワークショップは、立派な作品を仕上げることが目的ではなく、親子でモノづくりを楽しむことが目的です。
次回1月14日(土)は、フォトフレーム作りを行います。
家族のお気に入りの写真を一枚持参して、家族らしい色や模様、シンボルなどをあしらって、オリジナルのフォトフレームを作りませんか。
日時:毎月第2土曜日午後(13:00〜、15:00〜入れ替え制)
場所:アップコンセプト・スタジオ
参加費:親子で2500円 (子ども1名、大人1名の単位でお申し込みください)
※杉並子育て応援券は3歳から就学前のお子様に限りご利用いただけます。
お申込は申込フォームより。またはstudio@apconcept.jpまで、お名前、お子様の年齢、参加希望回、連絡先電話番号を記載の上、お申し込みください。
お申し込みはこちら
2016 年 11 月 30 日
こどもアトリエ開催報告(2016年9月、11月)
子どもゆめ基金より助成を受けて実施中の「こどもアトリエ」、4歳から小学生の子ども達が9月、11月もたくさん参加してくれました。
9月は「土粘土に挑戦」をテーマに、初めて触れる土粘土の感触を楽しみました。
みんなで粘土体操して、体をほぐした後は、叩いたり、こねたり、型押ししたり、形作ったり、思い思いに土粘土と格闘していく姿が印象的でした。
終了後は、なんだか気分もすっきりしたような、晴れ晴れとした表情の子ども達でした。
11月は「ぼくの、わたしの、たからばこ」をテーマに、箱作りを行いました。
みんなの宝物は何?大切に思う気持ちって?そんな問いかけに、それぞれが自分の気持ちを振り返りながら、大切な自分だけの宝箱を製作していきました。
中に入れたいものについて、自分の宝物について、創作後はそれぞれの気持ちをたくさんお話してくれました。
次回は来年1月、「みんなのお花を咲かせよう」、3月「アルミホイルアート」です。
ご参加をお待ちしております。
お申込み、詳細はこちら http://apconcept.jp/news/2016/04/26/17-24-25/
2016 年 11 月 3 日
今月スタートした「子どもの心のサインを知る、寄り添うための講座」。
お茶を飲みつつ、絵本やフィギュアの人形を使ったりしながら、子育て中の大人の有り様や子どもの心を見つめ直しています。
第1回はエリクソンの発達理論に沿った年齢ごとの心のテーマについて、
第2回はユングのタイプ論を元に子どもの性格タイプとタイプにあった対応について、
わが子と自分自身への理解を深めていきました。
参加者の方からは下記のような声がありました。
「色々な気づきがあった。もっと深く知って子育てに生かしたい。
「子どもについてもそうだが、自分についてたくさん発見があった。」
「改めて子どもの性格がそれぞれ違うこと、性格に合った対応が必要だと感じた」
「客観的に子どものことを見ることができて良かった」
毎月第2、第4木曜日10:00〜11:30に開催します。