心に働きかけるアート アドバンスド講座 (全4回・オンライン)
対人援助にアートを生かすため、より具体的なアプローチについて触れるテーマ 別連続講座です。 対象者や現場によって、いかにアートを取り入れていくのか、 アートをどのように応用していくのか、4名のアートセラピストと共に、 実際のア ートワークを体験しながら学びを深めていきます。
参加対象者: 過去に当団体のスタディーグループを受講されている方。アートセラピーの臨床的なトレーニングを受けられた方。
開催日: 2022/12/23(金). 2023/1/28(土). 2/24(金). 3/24(金)
開催時間: 金曜日 20:00~22:00、 土曜日10:00~12:00
開催方法: オンラインZOOM
参加費:1回4500円 全回受講: 16500円 *全回申込の方のみ、欠席した場合のアーカイブ視聴が可能です。
申込方法:APCONCEPTのHP 「プログラム予約」よりhttps://bit.ly/3WiAlEa
①12/23 (金) 「MSEを活かしたフィードバックの展開について」
クライアントの状態を探索する メンタル・ステータス・イグ ザム (MSE)を振り返ります。 MSEで得た情報をもとにアート 作品への声がけや創作中の認識ポイントなどを皆さんと共に探っていきたいと思います。
講師: 李承喜/Sue Lee 米国アートセラピー協会認定アートセラピスト、 カリフォルニア州認定心理療法士・ 結婚家族療法士、 公認心理師
②1/28(土) 「アートを取り入れたアセスメントについて」
アートセラピーにおいても、セラピーの方向性を検討する際 幅広いアセスメントのアプローチが存在します。 この回では 初期段階にアセスメント目的のアート5コを選ぶ過程について 紹介し、アート体験を取り入れながらアートとアセスメントについて一緒に考えたいと思います。
講師: 辻ロビン/Robyn Tsuji 米国アートセラピー協会登録アートセラピスト、 オレゴン州認定臨床心理士 (LPC)
③2/24 (金) 「子どもに寄り添う手立てとして: 描画の発達的、心理的な理解」
言葉による表現がまだ未熟な子ども達を理解し、寄り添う上 で、アートが手がかりとなることがあります。 描画の発達の基 礎についてのレクチャーと、 事例紹介をしながら、 子どものア ートに現れる様々なサインについて、皆さんと考えていきたい と思います。
講師: 倉石聡子/ Akiko Kuraishi 米国アートセラピー協会登録アートセラピスト、 臨床心理士、公認心理師
④3/24(金) 「息とこころの在り方の関係について、 アートセラピーへの応用」
呼吸の状態とこころの状態は密接な関係があります。 科学的なデ や、ヨガやめい想、座禅の効能などをもとに、呼吸、息を整 えることの大切さをお話します。 呼吸を整えることが心理療法に どのような影響があるか、 また支援者にもどのような恩恵があるのか、そしてアートを用いたセラピーにどのように取り入れていけるかなどについてもお話します。
講師:藤澤玲子/Reiko Fujisawa 米国アートセラピー協会認定アートセラピスト、 米国NY州認定クリエイティブアーツセラピスト、 公認心理師