プログラム

*CATとはクリエイティブ・アーツ・
セラピーの略称です。

2010 年 3 月 24 日

CAT情報(ドラマセラピー)

「被抑圧者の演劇」ワークショップ

 ブラジルの演出家・政治活動家であるアウグスト・ボアール(1931-2009)が生み出した「被抑圧者の演劇」は、社会変革の道具としての演劇で、参加型演劇・教育の一形態です。今日では、紛争解決、法律制定、教育、町づくり、セラピーと多岐に渡る目的により世界中で利用されています。
 今回のワークショップでは、「被抑圧者の演劇」指導を長年手がけているジョン・スコット氏をアメリカから迎えその基本テクニックを紹介すると共に、日常生活での人間関係における‘葛藤’をテーマに、その問題解決への糸口を探っていきます。
講師:ジョン・スコット
14年以上に渡り「被抑圧者の演劇」を用いて、企業や学校を対象としてワークショップ・トレーニングを行い、ホームレス問題、人種差別、性差別、異文化間での誤解と偏見などの問題に取り組む。また、上記の問題をテーマにしたドキュメンタリー映画や舞台演劇の演出等にも携わる。
California Institute of Integral Studies (CIIS)修士学ドラマセラピー終了。

日時:2010年5月30日(日) 10:30~16:30
会場:芸能花伝舎(東京都新宿区西新宿)
参加費:10000円
定員:30名(先着順)
詳細・お申込みは日本ドラマセラピー研究所HPから (4月1日より申込開始)

     http://www.geocities.jp/jpdramatherapy/
主催:日本ドラマセラピー研究所 dramatherapy@hotmail.co.jp
 

2010 年 3 月 23 日

ドラマセラピスト ロバート・ランディ博士初来日!

 大都市においては、クリエイティブ・アーツ・セラピーがメンタルヘルス分野で認知されつつある米国。教育機関も充実し、学ぶ機会、職業としての専門性が確立されてきています。ドラマセラピーの養成大学院は現在北米に3校ありますが、アートセラピーやミュージックセラピーといったほかのモダリティ(表現媒体)に比べると、まだまだ小さなコミュニティーであることは否めません。
 3つの養成大学院の一つが、ニューヨーク大学大学院ドラマセラピー学科です。先日、その学科長であり、米国におけるドラマセラピーのパイオニアでもあるロバート・ランディ博士が初来日し、京都では立命館大学大学院応用人間科学研究科主催のもと講演会とワークショップ、東京では日本ドラマセラピー研究所主催で2日間のワークショップが開催されました。 つづきを読む »

2010 年 3 月 15 日

「大人のための表現アクティビティーグループ」4月のご案内

4月のグループ

  グループ内容
4月10日(土) 「この扉を開けたら」
内と外、今とこれから、こちらとあちらなど、扉は時間や場所、気持ちの境目を想起
させるシンボルのようです。生命がいっせいに芽吹き始めるこの季節、あなたはどん
な気もちで扉までの歩みを進め、どんな扉の前に立つのでしょう。扉の先にはどんな
世界がまっているのでしょう。まだ見ぬ扉を描いたり、扉の向こうに広がる景色を想
像しながら、新年度という節目に立つ自分について考えてみたいと思います。 
ファシリテーター:井口雅子、倉石聡子
4月24日(土) 「ボディ・チューニング」
知覚、感覚、直感、思考・・・私たちはあらゆるセンサーを使って外界を理解しているといわれています。このグループでは、動と静のワークをとおして、”いま、ここ”のからだと心に注目してみます。チャンネルを合わせるように、自分のいまをチューニングしてみましょう。 
ファシリテーター:倉石聡子、井口雅子

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