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*CATとはクリエイティブ・アーツ・
セラピーの略称です。

2009 年 12 月 14 日

鳩山幸さん ノードフ・ロビンズ音楽療法センターを訪問

少し前になりますが、鳩山由紀夫総理のアメリカ訪問の際、幸夫人がノードフ・ロビンズ音楽療法センター(Nordoff-Robbins Center for Music Therapy)を訪問されたことが、ニュースで大きく取り上げられました。ニューヨーク大学ノードフ・ロビンズ音楽療法センターは、自閉症など特殊なニーズを持つ子どもたちをはじめ、幅広い人々を対象に音楽療法を実践する、臨床・教育・研究機関です。
マンハッタン、ワシントンスクエアパーク周辺に広がるニューヨーク大学の一角に位置するこのセンターは、臨床にとどまらず、音楽療法研究法をはじめとする様々な研究や、大学院プログラムを修了した音楽療法士の教育などが行われ、現地で、また日本国内でも研究会などで多くの日本人臨床家が学ばれているということです。 
このような形でメディアに取り上げられ、実際の現場が映像と共に紹介されるということは、この分野を多くの方に知っていただける貴重な機会であり、私も突然流れたこのニュースに興奮を隠せませんでした。 
音楽療法は、クリエイティブ・アーツ・セラピー(CAT)の中では国内においても教育機関が確立され、認定資格制度なども整いつつある分野です。その一方で、他のモダリティ(様式)においては、学びたいと思ってもその機会が十分に準備されていないのが現状です。欧米でクリエイティブ・アーツ・セラピーが発展したのと同じ歴史を、日本におけるこの分野の発展が辿るとは思いません。日本には日本の土壌にあった形での発展があるのだと思います。 
その一つの種として、昨年度も開催されたクリエイティブ・アーツ・セラピーのワークショップ大会が今年度も開催されます。「クリエイティブ・アーツ・セラピーフェスティバル2010~五感で感じる、5つのモダリティ~」と称されるこのイベントでは、アートセラピー、ダンス/ムーブメントセラピー、ドラマセラピー、ミュージックセラピー、表現アーツセラピーの5つの表現モダリティ(様式)のワークショップを体験していただけます。 
小さなムーブメントですが、今後こういった小さな波が大きなうねりとなって育ち、日本においても臨床、研究、教育機関が増えていくことを願っています。